ロゴデザイン By大畑忠良
目指せ仁科展!本気で気ままなハッポウ初の男女混成部活!

満を持して登場!
今までどの部活動にも参加していなかったメンバーで発足された
TEAM発砲美術部!!

前後編に分かれた、第一回スペシャル
さ、前編の始まりで〜す。

第一回目の今回は、上野動物園で写生大会をすることに…。
上野駅、公園改札口で待ち合わせのはずが集まっていたのは、
大畑忠良、福田千亜紀、ハッポウで特殊美術を担当する本日の講師みたかずを氏と
カメラマンで同行の制作吉村暁子だけ。
なっちこと、名取盛之君は風邪をひいて欠席。
部長である武藤陶子嬢は、大遅刻。
幸先が悪いにもほどがある!大丈夫なのか?発砲美術部!?

そんな三人の不安と心配をよそに、到着したむっちゃん。
一同「おそ〜い!!」
武藤「ごめんごめん」
そんな、あまりにもマイペースなむっちゃんに、怒る気力をなくすメンバー。
取りあえず、揃ったところで、中に入ることに。
武藤「え〜、とうとう始まりました、発砲美術部!」
千亜紀「イエ〜イ!!イエイ!イエイ!」
武藤「どうした、テンション高いな…」
吉村「風邪ひいてて、ちょっと熱あるらしいんです
みた「おいおい、大丈夫かよ」
武藤「ま、あんまり無理しないように。え〜今回、TEAM発砲美術部の顧問をしていただく先生を紹介します。みたかずを先生でーす!!!」
みた「どうも、みたです。よろしくお願いします」
一同「お願いしまーす!」
武藤「みた先生には色々と、アドバイスして頂こうと思っているんですが、みたさんは普段何してらっしゃるんですか?」
みた「えっと、普段は中学と高校で美術の教員やってます」
武藤「あぁ、美術部のね」
みた「いや、美術部じゃなくて、美術のせんせい…」
武藤「今回は水彩画ということですけど、」
ハタ「聞いてね〜」
武藤「なんかコツとかってありますかね?」
みた「そうですね…皆さん俳優なので、その役になりきったつもりで書いていただければ、もうばっちりですよ!」
武藤「なるほどね…。ほら、みんな、みた先生が役になって描けばいいって…」
千亜紀「わっ!!ぞうさん!ぞうさん!むっちゃん見て!!」
武藤「あーうん、ぞうさん、ぞうさんね…。えー、コツとしては、一色じゃなくて、いろんな色を使った方がいいですよね?」
みた「実際に、そういう色かどうかは気にしなくていいです。    自分の好きな色をキーにして、例えば、象の色は別に灰色じゃなくていい訳だし…」
むっちゃんとみた先生がまじめに話しをしている時に、
「ちょーかわいいー!」などと、 象に夢中な千亜紀と吉村。
みた「えー、では今回のアドバイスをひとつ」
一同「えっ、いきなりアドバイス!?う〜ん。まっ、楽しんで描くのが一番いいと思いますよ」
武藤「わかりました。ではまた後ほどチェックしてくださいね。
はい、ここで今日一緒に絵を描くメンバーを紹介しまーす!」
千亜紀「どうもー、福田千亜紀です!」
ハタ「大畑忠良です!」
武藤「千亜紀とハタは、絵描くのどれくらいぶりなの?」
千亜紀「私は、意外と普段から描いてますよ」
武藤「えっ、そうなの?」
千亜紀「うん、おたくだったから。でも、絵の具使うの久しぶりだから、楽しみです!」
武藤「じゃ、ハタは?」
ハタ「絵、描くの好きっすよ。元デザイナー志望っすから」
みた「嘘っ!(笑)」
武藤「えっまじで!?」
千亜紀「えっ、だってハタ、昔、美大受けたんでしょう?」
武藤「そうなんだぁ!!」
ハタ「うん、二回落ちてるけど。」
武藤「ちょっと、そんなハタは今回どんな絵描くつもりなの?」
ハタ「本気モードで」
千亜紀「本気ってなんだ!?」
みた「期待できますね」
吉村「あっ、猿、猿!!」
武藤「おっ、猿山だ、猿山」
ハタ「ちょっと、人の話聞いてないでしょう?」
武藤「聞いてるよ、本気モードで描いてって」
千亜紀「むっちゃんは、むっちゃんは!」
ハタ「え〜と、頑張ります」
千亜紀「(聞いてない)武藤さんはどれくらいぶりなんですか?」
武藤「私は本当、全然書いてない。7,8年ぶりかな?」
みた「8年ぶりか…」
千亜紀「でも、武藤さんって、いつも台本に似顔絵書いてますよね?」
武藤「うん、描いてる」
ハタ「ダメだし書いてんのかなってのぞくと、たいがい、絵、描いてますよね」
武藤「うるさい!」
一同、猿山を眺める。
千亜紀「猿、かわいいけど、難しそー」
武藤「みんな何描くかもう決めた?」
千亜紀「はーい、私は、キリンを描きます」
武藤「おー、いいね。どうして?」
千亜紀「似てるから、キリンに」
武藤「???」
千亜紀「いつだったか、サダさんに、『走ってる姿がキリンに似てる』って言われたの」
武藤「ハハハハハ」
千亜紀「むっちゃんは、むっちゃんは!」
武藤「なるほどね、いいじゃない、いいじゃない。ハタは?」
ハタ「僕はライオンがいいですね」
武藤「あーなるほどね」
千亜紀

「あこがれだね」

ハタ「違う違う、すごい、あれね…」
武藤「ライオンって言いました、こいつ」
千亜紀「(さえぎって)むっちゃんは?」
ハタ「きいてへんやん!!」
武藤「えー私はまだ決めてないんだけど」
ハタ「無視かよ!!!」
武藤「(ハタに)大丈夫大丈夫、後で掘り起こすから」
ハタ「何を!?」
千亜紀「物凄くまとまりがない三人だね」
武藤「この三人は共通点何もないからね」

ふれあい広場でふれあう人々の図

千亜紀「あれっ、吉村がいない」
武藤「たま?」
ハタ「ちゃうちゃう、姉の方」
千亜紀「そういえば、たまちゃん、これに参加しないの?」
ハタ「もう脱退したらしいよ」
千亜紀「えっ、始まってもいないのに?」
武藤「『OH!BABY』のアンダースタディの稽古で忙しいから遠慮させてくださいって」
ハタ「まあ、突然参加しても、全然ついてこれるからいいんじゃない?」
千亜紀

「でも本当、うちの部って、サーフィン部とは正反対だよね」

ハタ「えっ何が?」
千亜紀「だって、あっちはすごく綿密に計画たてて、ロケーションして…。それに比べてうちはなんだか行き当たりばったりじゃない」
みた 「集合時間守らないしね(笑)」
武藤「本当にごめんって」
ハタ「なんか、うちらっぽくて、いいんじゃないっすか?」
武藤・千亜紀「だよねー!」
武藤「じゃ、無計画ついでに、みたさんにも描いてもらおう!!」
みた「え〜!俺!?」
千亜紀

「うわ〜い、見本見本!」

武藤「美術の先生が描いた作品と、私達素人が描いた作品を並べる。いいじゃないですか!」
千亜紀・ハタ「決定―!!」
みた「えっ、ちょっと、待ってよ…」

というわけで、描き始める為に、動物達のいる場所に移動することに。
みた先生には見本を、そして三人の作品を評価していただきます。

現代人は、すぐに風景を写真に収めてしまう癖があるので、
動いているものを描くのは、とても難しいです。

みた先生からのアドバイスは、
『まずは見ること、そして全体を描こうとせず、描きたいものだけを描く』
ということだそうです。

さて、各々描く対象を決め、下書き開始。
*写真の上にマウスをのせると描いてる動物が出てくるよ!*
様子を見に、三人の間を行ったり来たりするみた先生。
みた

「いや、いや、みんな結構上手いよ」

途中経過を見るために、いったん集合することに。
武藤「じゃ、ハタ君から。あとどれくらいで出来そう?」
ハタ「あと20分もあれば」
武藤「あと20分も大丈夫なの?」
ハタ「大丈夫です、なんとか」(本当は4時までに上野をでなければいけなかったらしい)
武藤 「先生、悩んだ挙句、オカピにしたみたいですが、どうですか?」
みた「う〜ん、そうだね、あんまり全部やろうとしないほうがいいかもしれない」
ハタ「あー…」
みた「けっこうさ、タッチとか色づかいとか面白いんだけど、もっとこう…」
ふむふむと先生のアドバイスを、まじめに聞き入る生徒達。
みた「こうさ、こっちを凝った方がいいんじゃないかな」
武藤 「んーなるほど」
ハタ「はい、やってみます」
武藤「という訳で、ハタ君、あと15分で完成させてください」
みた「えっ、そんなに時間ないの(笑)」
武藤「だって、もう出ないと間に合わないんでしょう?ほら、早く仕上げないと」
ハタ 「はい」
武藤 「じゃあ、次、千亜紀ちゃん」
みた「ちあきちゃんは…、手慣れてますね」

千亜紀

「手慣れてますか?すごい久しぶりに描いたんですけど」
みた「あー、一番好感の持てる絵だよね」
千亜紀 「イエーイ!」
武藤 「いいな〜…」
みた 「あんまり時間がないなかでの丁寧さが、好感ひきだしてるよね」
武藤 「これ塗り方上手いねぇ」
千亜紀 「嘘っ!もう時間なくて必死だったからばーって」
みた 「けっこう、濃さとか気にして均一にした?」
千亜紀 「う〜ん、そうかも」
みた「そういうの、あまり気にしないほうがいいと思う。こういう外で描くときは、もっとオープンでいいよ。ある意味、もっと荒いタッチでもいいかな」

千亜紀

「はい」
みた

「うん、でもいいよね」

千亜紀「うわい、誉められました!イエイイエイ!!」
武藤 「えー、じゃああと15分で描いてもらいます」
みた「短いなー」
千亜紀「はーい、わかりました。では次、武藤さん!」
ハタ「よっ、むっちゃん待ってました!!」
みた「お〜、むっちゃんのこれ、タッチがいいね〜」
武藤 「いやいや、良くないよ!」
『おー』、『いいねぇ』と口々に誉める一同。。
千亜紀「やっぱり、才能ありますね 」
武藤「ないよっ!」
みた「おもろいよ」
武藤「あそう?」
ハタ 「おもろいって言葉にくいついたよ、この人」
みた「うん、おもろい」
千亜紀 「なんか芸術家肌ですね」
みた「ねぇ」
武藤「なんかやっぱ、絵を描くのって楽しいね」
みた「そうだね。…ただ気になるのは、ピンクのほうが時間かかってる?」
武藤「あっ、わかった?そうなの。でね、もう一匹は、今日天気いいから天気いいイメージで描いたの」
武藤「だから、ようはイメージ画だよね。こんな鳥もいたらいいなって」
みた「えっいないの?これ」
ハタ

「ていうか、普通フラミンゴは青くないでしょ」

武藤「そう、これ想像画」
千亜紀「すごーい!!」
みた「あっ、そういう差がでてんのね。確信持って描いてあるのとそうじゃないのが、よくわかるね」
武藤 「そう!すごいよ、みたさんあてた」
みた「だから、どうせならそういうつもりで描いちゃえばいいんだよ」
武藤「そっかー」
みた「うん、でもいい、すごくいい。なんかおもろいよ」
みた「これさ、みんな描きあがったら落款(らっかん)押そうよ」
千亜紀 「らっかん?」
みた「書画に署名する時に使う判子みたいな物だよ。“千亜紀”とか、“武藤”とか名前をほってさ」
一同 「いいねー!」
武藤「取りあえず、あと15分描きますか?」
TEAM 発砲美術部後編につづく....