劇団内でも無類のプラモ好きが集まった記念すべき部活動第1弾!
お待たせしましたッ!
1年振りにフルメンバーが揃ったプラモ部の年末企画!!
久し振りのプラモ製作にヤル気満々の4人が選んだテーマは
ナント「人の心を温められるモノ」…!!
そしてそのターゲットに選んだ人物は
発砲制作にしてプラモ部マネージャー“ネバーランド”吉村暁子!
はたしてプラモデルは人の心は温める事ができるのか?!
さっそくプラモ部4人は吉村の元に急行した…!!
プラモ部4人: 吉村さん!
吉村: わっ!
プラモ部4人: 僕たちの作ったプラモで仕事に疲れた吉村さんの心を温めて癒してあげたいと思ってるんだけど…
こうして今回のお題は「宮崎駿の世界」に決定!

忙しさに追われ心に冷たい風が吹いている吉村の心を温めるのは
改造派のきだか?
アイデアの平野か?
マーキング派の森貞か?
塗装派の田口か?
そして数日後…。
きだ: というわけで始まりました、発砲プラモ部!
全員: イエ〜イ!(拍手)
貞: プラモ部が4人揃うのは久しぶりっすね
治: 1年ぶりくらいじゃないっすか?
きだ: ウソッ
貞: 経ってますよ。くんじさんが芝居小屋作った時は、きださんいなかったし
くんじ: その前は俺がいない
きだ: 俺たちってなんかNewsみたいだな(笑)
くんじ: でも、プッチプラ面白かったね
貞・治: ありがとうございますッ
きだ: お前らが頑張ってくれたおかげでサーフィン部に対抗できた(笑)
くんじ: あの時、俺が家で作ったプラモの写真を撮りに“私とワタシ”の稽古場まで来てくれたんだよね
貞: すげーマジな稽古場だったんで『なんか場違い?俺?』みたいなカンジでしたけど(笑)
くんじ: あの時おかしかったなぁ。蒼井優ちゃんと松本まりかちゃんがさ、『くんじさんて…モデラーなんですか?』って
全員: はははは!(笑)
きだ: というわけで、久しぶりにフルメンバーでお贈りするプラモ部ですが、今回のコンセプトは“見ている人を感動させる。見ている人の心が温かくなるようなプラモデルを作る!” なので、まず手始めに普段お世話になっている方の心を温めようという事で、我らがプラモ部マネージャー吉村暁子さんをお招きしましたッ!
貞: 俺ら吉村の心を温めるために一生懸命“宮崎駿の世界”作ったんやで)
吉村: わぁい!楽しみぃ!でも、宮崎作品のプラモデルなんてよくありましたね
きだ: ああ。でもな、俺達は既製のプラモをただ作るような甘チャンじゃない!それぞれ趣向をこらして”宮崎駿の世界”を新たに作り起こしたんだから
吉村: すごいすごい!
くんじ: ちなみに吉村は宮崎作品で何が好き?
吉村: 『風の谷にナウシカ』!あと『天空の城ラピュタ』とか『紅の豚』とか
治: 宮崎作品のどの辺が好きなの?
吉村: 柔らかい感じが好き!動物とかもいっぱいカワイイのがいるし。トトロとかもうポ〜ンって飛び込みたいッ!
きだ: んじゃ、そろそろ作品発表と行きますか。1番手は…“プラモ部エース”治から!
全員: イェ〜イ!(拍手)
治: 僕はですねえ。『ハウルの動く城』を…
吉村: エエッ!ハウルってもしかして来年の新しい映画?!
治: さすが吉村!その通り!
きだ: おいおい、先取りかよ
治: フッ…
貞: スゲーッ!まだ誰も詳しく知らないのに!
吉村: 楽しみぃッ
治: では…これがその『ハウルの動く城』です。ジャ〜ン!!
全員: ワッハッハッハッハッ!(爆笑)
吉村: 何コレェェェッ?!
くんじ: すげー!(笑)
貞: コレ思いっきり日本やん(笑)
治: 確かこんな感じだったかな…ハウル。ハハハ
吉村: こんな感じって…わ、和風だよね?
きだ: そうか、ハウルって日本の話だったのかあ
吉村: 違いますッ!
くんじ: しかしコレ、いい足付けたなぁ
吉村: この赤い足…ちょっと筋肉付き過ぎ…
治: 城が動くんだからこのくらいの足じゃないと
貞: やたら強そうだよな
治: 城自体は安土城です。戦国覇者、織田信長の城
きだ: 城部分の作りはマジいいな
くんじ: これ全部塗ったの?この窓の細い所も?
治: はい!頑張っちゃいました!
きだ: どうよ、吉村
吉村: あの…こういう方向性なんですか?
きだ: こういう方向性って?
吉村: なんかちょっと違うかなぁって…
治: えっ?これジブリの『ハウルの動く城』でしょ?
吉村: 違う〜ぅ、こんなごっつくない〜ぃ
くんじ: まぁまぁ、これは治テイストって事で(笑)
きだ: それにこれから作る映画だから来年の夏はこうなってるかも知れないし
吉村: なってませんッ
貞: 次のジブリは信長の話かあ
吉村: 違いますッ!
くんじ: 4本足の動く城がズッシズッシガオーガオー!
吉村: ガオーガオーって…え〜ん(泣)
治: ゴメンゴメン!僕はイメージだけで作っちゃったから情報不足だったかも。でもホラ、他の人はちゃんとジブリっぽいのを作ってきてると思うから
きだ: そうそう。だから吉村も気を取り直して。ホラホラ2番手/td>
貞: んじゃ“浪速のプラモ狂四郎”いきます!僕は『紅の豚』を作りました!
きだ: ホラ吉村、『紅の豚』だって。さっき好きって言ったよな?
貞: (映画のセリフを真似て)…飛べない豚はただの豚さ。じゃあ見て頂きましょう!『紅の豚』です、どうぞ!
全員: ウワッハッハッハッハッ!(大爆笑)
吉村: ヒエエエエエエエ〜ッ!
きだ: ガハハハハッ!お前が今まで作った中で1番イイ!(笑)
貞: そうでしょ!
くんじ: 男を感じるねぇ〜!
吉村: こ、こ、これ違うよね?違うよねッ?
貞: 何言うてんの。ホラ、特別に『魔女の宅急便』のジジも乗ってんねんで
治: オオオオオオッ!
くんじ: 宮崎映画同士のコラボだ!
吉村: 確かにジジはいるけど…
きだ: おい貞、箱にも何か書いて…
きだ: “ボンバイエ”?
全員: ガハハハハハハハッ!(爆笑)
貞: そうそう、コレね、“サボイヤ”って書いてあるでしょ?語感が似てるから名前も“ボンバイエ”にね
全員: 猪木!ボンバイエ!猪木!ボンバイエ!
治: 盛り上がってきましたね
吉村: …ポルコが…ポルコ・ロッソがいなくなってる
貞: いるじゃん、ここに
吉村: これアントニオ猪木じゃん!
貞: ロッソだよ。ポルコ・ロッソ!
くんじ: 豚から人間に戻ったらこうなったんだよね(笑)
吉村: っていうか!これってちゃんと『紅の豚』のあの飛行機のプラモデルを買ったんでしょッ?
貞: そうだよ
吉村: ちゃんとポルコもいたんだよね?
貞: や、いたんだよねじゃなくて、いるじゃん
吉村: 全然違う人になってるぅ〜
くんじ: 寝てる間にさらに変身したとか(笑)
治: 実写にしたら意外とこんなカンジかも
吉村: やっぱりこういう方向性なの?
きだ: え?吉村はどういう方向性だと思ってたの?
吉村: なんかこう、すごいね、すごいファンタジックなのが、こう、いっぱいね…
きだ: ファンタジーじゃん!人間と飛行機が合体してんだよ!
治: ちょっと僕のハウルの城を隣に並べてみようよ!
貞: これ“超人オリンピック”やん!
全員: ワッハッハッハッ!(笑)
きだ: 宮崎駿じゃなくて、これじゃゆでたまごだよ!(笑)
くんじ: いいねえ!戦ってるみたいで
吉村: やだあ〜んッ。2つともムキムキしてる〜ッ(泣)
治: ムキムキ嫌い?
吉村: 嫌いとかそういうんじゃなくて、宮崎駿の世界はもっとこう柔らかくて…
くんじ: じゃ、俺が柔らかいものを
きだ: オッ!いきますか、くんじ
貞: 出ました!“プラモ界の暴れん坊”!
治: そしておなじみ伊勢丹の紙袋!
くんじ: プラモ運ぶ時、これ便利なんだよね(笑)
貞: 似合うなぁ、伊勢丹の袋(笑)
くんじ: じゃあ、俺は『となりのトトロ』から…
貞: 来た大物ッ!
くんじ: “ネコバス”を作りました!どうぞ!
全員: ウワッハッハッハッハッ!(笑)
きだ: ガラ悪ッ!(笑)
吉村: 怖いいいいッ!
治: コワイコワイ(笑)
貞: モサモサやがな!モッサモッサ!(笑)
吉村: か…顔小さくないですか?しかもなんか赤い…
くんじ: うん、ちょっと怒ってんねん
吉村: ネコバスが怒ってる?????
くんじ: 実はね、これラジコンなんだよ。走るの
全員: スゲエエエエッ!
くんじ: あと正面のライトも光る
きだ: スゴイ仕掛けだなあ
くんじ: あとね、ココよく見て。ちゃんと”ほんだげきじょう”って
貞: 細かい!
くんじ: 泣きながら”本多劇場行きたーい”って言ったら、森の中からこれが出て来る(笑)
きだ: それにしてもくんじ、このネコはどっから?
くんじ: これはね、ネコのぬいぐるみを買って来てバラバラに
全員: エエエエエエエエエエエエッ!
吉村: かわいそう…!
くんじ: 夜中の部屋で首と胴体と全部切断してるんだけどなんかいけない世界にドンドン入っちゃうような気がして
きだ: 猟奇殺人…
くんじ: そう。ネコ切断してたら自分まで切断しそうになっちゃった(笑)
治: ワッ、痛そう!
吉村: この顔…なんかネコっぽくないんですけど…
くんじ: これは、おもちゃ屋でいいサイズのトラがあったから、そのトラの上顎から上だけを切断して
きだ: 切断しまくりじゃねえかッ(笑)
くんじ: そこにネコのぬいぐるみから毛だけを移植したってわけ。で、他にもね、こんなオプションが…
貞: 顔デカっ
吉村: アレ?さっきの顔は…
くんじ: ちょっと待ってね。えっと…
吉村: なんかビリビリッって音してない…?
全員: マジックテープ!
くんじ: 取ったら、さっきのネコ
治: 被ってただけ?(笑)
くんじ: うん
貞: でも良かったじゃん、吉村。やっとこうフサフサした優しい感じのが来て
吉村: ハハ…ま、まあ…フサフサしてますけど…
治: なんかあんまりうれしくなさそうだねえ
吉村: え、いや、そんな…ハハハ…
きだ: お前らなぁ、吉村の事考えなさ過ぎなんだよ。人の心を温かくするのがテーマなんだから、もっとこう人に近いところで考えていかないと
貞: 人に近いところ?
きだ: そう。俺みたいにあんまり変な小細工はナシにして、素直にその作品のキャラを作る事に専念しないと
吉村: ウソだ!絶対ウソだッ!
くんじ: ヨシ。じゃ、きだ部長いってみよう!
きだ: 俺のはね、ちょっとくんじと作品が被ってしまうんだけど、『となりのトトロ』”から“トトロ”そのものを…
全員: アッハッハッハッハッ!!(大爆笑)
吉村: もおおおおおおおおおおおおおお〜ッ!
くんじ: こりゃ、すげえなあ(笑)
貞: マジこわッ(笑)
治: なんでこんなリアルなんですか?
きだ: 言ったじゃん、『人に近いところで』って。つまりトトロをより人間っぽく…
吉村: いいんですよ、トトロはトトロでッ
きだ: 題して”トトロ暴走モード”
吉村: ぼ、暴走モードっ…?!
きだ: 映画の頃はまだ平和だったんだけど、だんだん森林開発が進んで、悪い奴らが入って来たから、トトロもこう戦闘形態にね
吉村: トトロは戦いませんッ
きだ: 実はコイツには必殺技が…エイッ!
吉村: キヤアアアアアアアッ!
全員: アッハッハッハッハッ!(笑)
貞: トトロがキレた!(笑)
治: 『森に来るなぁッ』って感じ(笑)
きだ: これはね、もともとアメコミフィギュアだったんだけど、間抜けヅラがトトロっぽかったからいらないところを削って爪と耳を付け足して
吉村: これ…もしかしてメイちゃん?
きだ: そう。似てる人形探すのに苦労したんだから。結局、髪型は全部作り直したんだけど
貞: スゲエ
治: さすが部長
くんじ: このトトロを俺の“ネコバス”と並べたらさ…
貞: 映画の名場面再現やん!(笑)
治: 名コンビ復活!(笑)
吉村: 2匹に囲まれてメイちゃんが怯えてる…
きだ: 吉村、お前トトロ好きなんだろ?いいぞ、ポーンって飛び込んでも
吉村: いいです…このすごい爪に刺されてケガしそうですから
きだ: そう怖がるなよぉ。ちゃんとカワイイおまけも作ってきたからさ
吉村: カワイイおまけ?!
きだ: 『となりのトトロ』といえば、“中トロ”と“小トロ”がいたじゃんか
治: 寿司じゃないんだから!(笑)
きだ: で、その”中トロ”と”小トロ”をね…
全員: ワハハハハハハハハハハハ!(大爆笑)
貞: 痛い!痛い!お腹痛い!(笑)
くんじ: コレすごいなぁ〜(笑)
治: 間抜け〜!(笑)
きだ: いいだろ?中トロと小トロ
くんじ: この妙なリアル感がたまらん
貞: この中トロ、腹出てんなぁ
治: 小トロもいいっすよ!1番小さいのが1番歳を取ってる感じ!
くんじ: 3体とも色もいいねぇ
きだ: やあ、リアル感を出すための汚し塗装が大変だった。デブった人形を探すのも大変だったけど
治: これの元の人形って?
きだ: 中トロはガチャガチャのプロレス人形。ブーツとか全部削って。小トロは昔のプロレスの消しゴム人形。たまたま家にあってさ
吉村: メイちゃんが襲われてる…
きだ: 多分アメリカでトトロの実写版をやるんならこうなるよ(笑)
きだ: ヨシ!じゃ、全員のが出たところでちょっと4つ全部並べてみるかッ!
貞: うわっ!まさに宮崎駿の世界じゃん!
治: ホントだー!すっげー!
きだ: 吉村!すごいぞコレ!
吉村: ……
治: やあ今日は温まりましたね!
くんじ: 温まったな!
貞: 温まった、温まった
きだ: どうだ吉村?吉村も温まったか?
吉村: ……
くんじ: どうした?
吉村: ……
貞: どないしてん?
吉村: …こんなの…こんなの宮崎駿の世界じゃないです…
治: え?
吉村の心を温めるはずが逆に凍らせてしまったプラモ部4人!
本当に人の気持ちを温めるって何だッ?!
今回のテーマはやはり難しすぎたのかッ?!
悩めるきだ、くんじ、貞、治…。
そして、その4人がとった次の行動とは…!!
次回急展開!!
12月のプラモ部更新をお見逃しなくッ!