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| 2006年ドイツへの道 |
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発砲で1、2を争うサッカー好きの二人が
2006年ドイツで開催されるW杯を目指し予選を戦う日本代表を応援し、
本大会に出場した暁には開催国のドイツまで行ってしまおうという企画である。
※現在日本代表はアジアの一次予選を戦っている。
この一次予選を通過すれば、次はアジアの最終予選。
これを勝ち抜いてやっとW杯出場が決まる。
しかしそれまでの道のりはとても厳しく、そして険しい。
どんな強豪国であろうと苦戦を強いられ、時には本大会に出る事さえ
できなくなってしまうという事が起こる程難しいのだ。
9月8日にはアウェーでインド戦を迎える。
先日のアジアCUPでアジアの頂点に立った日本が
どのような戦いを見せてくれるか楽しみである。 |
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第一話 VSアルゼンチン戦 |
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8月18日(水)
今日はアルゼンチン代表との試合が行われる。
インド戦を睨んだテストマッチでもある。
会場は静岡エコパスタジアム。
現地で応援!!
…といきたいところだが予算的な問題(?)で、
俗にいうスポーツバーで観戦する事に。
PM4:30 ハチ公前で工藤先輩とおちあう。
もう一人カメラマンとして吉村アッコ。(以下:アッコ)
早速バーへと思いきや |
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という発言の為、打ち合わせを兼ねての食事会を開く事になり歩を進めた。 |
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アッコ: |
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「ねぇねぇ今日ってさぁ、何時開演なの?」 |
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二人: |
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「開演?」 |
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アッコ: |
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「え!開演じゃないの?」 |
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工藤: |
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「開演って芝居みたいじゃん」 |
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大畑: |
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「分かってます?サッカーですよ」 |
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アッコ: |
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「・・・」 |
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工藤: |
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「開始だよ開始」 |
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アッコ: |
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「だってサッカー知らないんだもん」 |
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追撃 |
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工藤: |
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「それにこないださぁ、今の監督はトルシエでしょ?とか言ってたし」 |
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アッコ: |
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「・・・」 |
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大畑: |
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「今はジーコですよ」 |
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アッコ: |
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「ジーコ?」 |
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二人: |
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「ジーコ」 |
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しばしの間 |
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アッコ: |
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「っていうかジーコもトルシエも似たようなもんじゃん!」 |
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別人です。 |
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とこんな会話を交しながら店を探す二人。
その道中では〜 |
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大畑: |
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「ねぇ工藤先輩、今ここでユニホーム持って記念写真撮りません?」 |
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工藤: |
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「え!こんなとこで?!」 |
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大畑: |
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「ハイ!」 |
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PARCO近くで半ば強引に「パシャリ」
(※ちなみに二人の持っているユニホームは古いモデルである。
工藤先輩のは今から6年前のもの。
僕のは2年前のもの。
現在これを着て応援している人はいない・・・と思う。
工藤先輩!例えが下手ですけど、
6年前って小学校入学から卒業までの年月ですよ。
そんな古いものは捨てて下さいね(笑)) |
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記念撮影を終え再び歩き始めるが店が見つからない…
工藤先輩はしきりに「暑い」「疲れた」「喉渇く」を連発。 |
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ようやく店に入る。
なぜか乾杯 |
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部に専念するよう説得する大畑
そんな中アッコは突然「FOMAは良いんだ」と語りだす |
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エスカレートする前に二人を促し店を出る。
向かった所はとあるバー。
店の前には‘日本対アルゼンチン戦放送’と書いたボードが置いてある。
期待に胸を膨らませながら店に入る。
しかし店内は意外に空いており、試合を前にした緊張感は感じられない… |
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大畑: |
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「あのぉ、サッカーの試合中継がある時って、ユニホーム着た人達がいっぱいいて盛り上がったりするんですか?」 |
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店員: |
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「う〜んもりあがるかどうかはぁ…それにユニホーム着る人はいないですねぇ」 |
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大畑: |
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「ありがとうございました」 |
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そう言い残し以前からマークしていた正真正銘のスポーツバーへ。
‘ここなら’という思いで例の質問をぶつけてみる。 |
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店員: |
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「盛り上がる人もいれば、ゆったりと見る人もいますねぇ」 |
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工藤: |
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「ユニホーム着たりする人はいますか?」 |
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店員: |
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「そういう方はごく稀におられるというかんじですねぇ」 |
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・・・・・・。 |
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まさかの展開にショックを受ける。
追い討ちをかけるように工藤先輩から軽いダメ出しをもらう。
だが同時に |
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工藤: |
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「渋谷じゃなくて恵比寿の方がよかったんじゃないか?」 |
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大畑: |
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「恵比寿?」 |
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工藤: |
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「ほら有名なあの店」 |
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大畑: |
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「もしやフットニックですか?」 |
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工藤: |
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「そうそう!あそこならいいかもよ。」 |
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とアドバイスを受け早速調べる。 |
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ちなみにKICK OFFまであと30分 |
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大畑: |
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「もしもしフットニックさんですか?」 |
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店員: |
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「はいフットニックです」 |
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大畑: |
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「今日はそちらでサッカーの試合を放送する予定はありますか?」 |
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店員: |
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「はい放送します」 |
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大畑: |
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「分かりました。今からそちらに向かいます」 |
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と肝心な事を聞かず一方的に電話を切り
恵比寿に向けて歩き出した。 |
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| 地図を見る工藤先輩 |
半泣きの人 |
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それを尻目に大あくび |
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そんな中とうとう時刻は七時をまわる。 |
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試合開始の知らせを聞き大ショック。
容赦なく襲いかかるダメージに晒されながら必死に歩き、
ようやく恵比寿に着いた。 |
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相当歩き続け、本気で疲れたリアルな二人
あともう少し
通りかかった携帯SHOPのTVに試合の模様が映し出されていたので |
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何分立っていただろうか・・・
数分後
ハッと我にかえり「何をしているんだ!!」
と自分に気合いを入れ歩を進める。
気が付けば工藤先輩とはぐれていた。
突然携帯が鳴る |
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大畑: |
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「もしもし」 |
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工藤: |
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「どこに行ったんだよ?」 |
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大畑: |
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「いやぁ、何かわけわかんないとこ行っちゃったみたいで・・・」 |
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工藤: |
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「店の場所が分かったから戻ってこいよ」 |
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大畑: |
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「マジっすか?!」 |
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急いで戻り合流 |
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大畑: |
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「すんません」 |
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工藤: |
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「まったく」 |
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大畑: |
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「んで、店はどこなんですか?」 |
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工藤: |
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「線路を越えた向こうにあるんだってさ」 |
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大畑: |
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「よかったぁ」 |
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ゴールは目前である。
足取りはさっきまでとはうってかわって軽やかになる。
この角を曲がればお客さん達の歓声が!! |
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・・・・・・。 |
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「聞こえないよ」 「何も聞こえないよ」 |
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そして恐る恐る店内を覗き込む。
しかし誰一人として盛り上がっていない。
ましてやユニホームを着てる人なんて・・・。
今すぐどこか遠くへ飛んでいってしまいたかった。
切なかった。
空しかった。
一体何の為に歩いたんだ・・・。
しかも日本は一点リードされているらしい。
泣きっ面に蜂。
工藤先輩はしきりに「例の場所へ行こう」と言う。 |
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大畑: |
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「例の場所か・・・」 |
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工藤: |
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「今から行けば後半開始には間に合うぞ」 |
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大畑: |
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「・・・」 |
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工藤: |
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「今となったらもうあそこしかないって」 |
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大畑: |
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「・・・」 |
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工藤: |
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「オチついたじゃん(笑)」 |
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アッコ: |
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「アハハハ!!」 |
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ガタン!ゴトン!
電車に揺られる事十数分。
そして辿り着いたのは・・・。 |
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来てしまった。
身近ですませてしまった。
予定とは大分かけ離れてしまった。
う〜ん、俺って人間は・・・。
えーい!悩んでもしょうがない!!
とりあえず |
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そして |
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後半がキックオフされた。 |
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| 攻めるジーコJAPAN |
ピンチなジーコJAPAN |
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長嶋ジャパン? |
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試合展開に一喜一憂。 ようやくサポーター部らしくなってきた。 |
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大畑: |
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「どうですかね日本?」 |
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工藤: |
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「攻めが単純だな」 |
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大畑: |
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「確かに」 |
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工藤: |
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「今のところもマイナスで折り返すとかさぁ」 |
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大畑: |
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「そうですよねぇ」 |
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となかなか専門的な会話が交される。 |
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そこに突然。 |
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その時有線から日本に空前の韓国ブームをを起こした
あのドラマの主題歌が。 |
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工藤: |
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「はじめましてぺ・ヨンジュンです」 |
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二人: |
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「え?」 |
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試合はまだ行われている。
突然のスターの訪問に店内はパニック?
群がるファンからヨン様?を守るのに
必死で観戦どころじゃなくなってしまった・・・。
と冗談はさておき、
主旨を忘れヨン様で盛り上がりすぎた我ら。
存在を忘れていたTVから歓声が。 |
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大畑: |
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「え?!何があったの?」 |
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工藤: |
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「見てなかったから分かんない」 |
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大畑: |
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「点取られたんですか?」 |
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工藤: |
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「いやぁ、どうだろう」 |
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VTRがスローモーションで流れだす。
決めたのは日本!!
ゴールシーンは見てないけど・・・。 |
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しかし追撃空しく2‐1で負けてしまった。 |
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そう言いながらも二人はショックを隠せない。
心にはモヤモヤしたものが・・・とにかく二人は店を出た。
すると石に似たボールを発見! |
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| とりあえずポーズを取る |
蹴ってみた |
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ところが工藤先輩が |
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ここから二人の闘いが始まった |
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そして何故か二人で |
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最後は仲良く |
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暴れたぶんだけ体がビールを欲するのでまた店に戻る。
するとテーブルには長嶋監督が書いた日の丸が・・・ |
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工藤: |
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「‘FOR THE FLAG’か・・・」 |
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大畑: |
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「何か強いものを感じますね」 |
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工藤: |
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「ああ」 |
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大畑: |
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「あの二人は一体?」 |
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とそこに余田さんがやってきた。
もちろん会話は弾み酒もすすむ。
そして |
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終わり |
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 |
〜おまけ〜 |
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帰りの電車。
寝不足が祟り強烈な睡魔に襲われ眠りに落ちた・・・
駅員さんに肩を叩かれる。
寝惚け眼で電車を降りる。
時刻は一時近い。
駅名を見て一瞬?に。
中央林間
「どこ?」 当然もう電車は走っていない。
仕方なく降りる。
街並みは暗い。
コンビニの灯りがやたら目立つ。
駅のシャッターが閉まる。
かなり寂しい・・・そして悔しい。
なので一枚 |
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眠い!眠すぎる!!
カプセルホテルは・・・ない。 |
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大畑: |
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「う〜ん、地面で寝る?」 |
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大畑: |
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「汚いよ」 |
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大畑: |
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「でも眠いんだろ?」 |
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大畑: |
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「うん」 |
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大畑: |
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「じゃあ寝よう」 |
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そんな会話をしていたかどうかは分からないが、
駅前のパチンコ屋さんの敷地内で野宿する事に。
鞄を枕にする。
体は仰向けである。
空を見上げながら涙が溢れそうになる。
グッとこらえる。
数時間後
「ブ〜ン、ブ〜ン」
うるさくて目を覚ます。
時刻は4時17分。
そろそろ始発が出る時間である。
にしても寝た気がしない・・・
しかも蚊に刺されて足がかゆい。
ふと遠くを見る。 |
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朝焼けが綺麗で少し感動。
俺は何してんだ?
シャッターが開く。
やっと帰れる。 |
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それではみなさん電車では油断しない様に(笑) |
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